RASPIVID
raspividはカメラモジュールで動画を撮るためのコマンドラインツールです。
RASPIVIDの基本的な使い方
カメラモジュールの接続と有効化が済んだら、 次のコマンドで動画を撮ってみましょう。
raspivid -o vid.h264必要であればraspistillと同様に、
-hfと-vfで画像を反転させることを思い出してください。
このコマンドは、ここで与えられたvid.h264というパスに、5秒の動画ファイルを保存します(デフォルトの録画時間)。
動画の長さを決める
動画の長さを決めるには、-tフラグにミリ秒を渡します。例えば次のようにします。
raspivid -o video.h264 -t 10000これは10秒の動画になります。
その他のオプション
使用可能な全てのオプションを見るには、raspividを引数無しで実行してください。
もしくはこのコマンドをlessにパイプで繋いでスクロールできるようにしてください。
raspivid 2>&1 | less矢印キーでスクロールし、qキーで終了します。
完全なドキュメント
カメラについての完全なドキュメントはhardware/cameraを参照してください。
このページについて
このページはラズベリーパイ財団が権利を保有するRaspberry Pi Documentationを五十嵐システムズが日本語訳したものです。
Creative Commons Attribution 4.0 International Licenceのもとで公開されております。
原文はhttps://github.com/raspberrypi/documentationの成果によって作成されています。
なお、このページは2015年6月に翻訳しており、それ以後の更新内容は翻訳に反映していないため、内容が原文とは異なる場合があります。