Raspberry Pi 公式ドキュメントを日本語訳

WindowsでラズベリーパイにVNC接続する

Windowsの場合、VNCクライアントプログラムをダウンロードしてインストールする必要があります。 一般に良く使われているのはTightVNCというプログラムで、tightvnc.com よりダウンロードできます。

Windowsのバージョンに応じて32bitか64bitかどちらかをダウンロードしてください。 分からない場合はコントロールパネルからシステムを開いて確認してください。 インストーラをダウンロードしたら実行してください。

インストール中に、Typical、CustomまたはCompleteを選択することができます。 必要なのはVNCクライアントだけでありVNCサーバは不要ですので、Customを選択してください。 それから、TightVNC Serverを選択し、 Entire feature will be unavailableを選んでください。 そしてNextをクリックしてください。 Windowsファイアウォールに関するオプションのチェックを外して、 もう一度Nextをクリックし、Installをクリックしてください。

インストールが完了したら、スタートメニューにTightVNC Viewerが見つかるはずです。 実行すると、下のようなダイアログが表示されます。 ラズベリーパイのIPアドレスに続いてスクリーンナンバー(:0もしくは:1)を入力する必要があります。 例えば、192.168.0.6:1のように入力します。

Connectボタンをクリックするとパスワードの入力を求められます。 このパスワードはラズベリーパイにVNCサーバを設定するときに決めたものを入力します。 そうすると、ラズベリーパイのデスクトップ画面が見えるはずです。

終了するときに、ラズベリーパイのデスクトップのログアウトメニューは使用しないでください。 単にTightVNCのウインドウを閉じてください。 そして、VNCサーバを終了するにはラズベリーパイ上でキルコマンドを使ってください。

TightVNCに関するさらなるドキュメントはtightvnc.com を参照してください。