Windowsを使ってSSH接続する
Windowsの場合、SSHクライアントをダウンロードする必要があります。 最も良く使われているのはPuTTYと呼ばれるソフトで、 greenend.org.uk からダウンロード可能です。
For Windows on Intel x86
の下にあるputty.exe
を探してください。
このソフトにはインストーラはなく、スタンドアローンの.exe
ファイルになっています。
実行すると、下のような設定画面が表示されます。
ラズベリーパイのIPアドレスをHost Name
フィールドに入力して
Open
ボタンをクリックしてください。
Open
ボタンをクリックしてからしばらく何も起こらず、
最後にNetwork error: Connection timed out
というメッセージが
表示される場合は、おそらく間違ったIPアドレスを入力しています。
IPアドレスが分からない場合は、ラズベリーパイのコマンドラインにhostname -I
を入力してください。
IPアドレスの調べる他の方法はこちらを参照してください。
接続がうまくいくと、下のようなセキュリティの警告が表示されます。 これは無視しても安全なのでYesを押して問題ありません。 この警告が表示されるのは最初だけで、 PuTTYが接続履歴のないラズベリーパイに接続するときに表示されます。
これで、ラズベリーパイのいつものログインプロンプトが表示されます。
ラズベリーパイで使っていたものと同じユーザ名とパスワードでログインしてください。
Raspbianのデフォルトのログインは、ユーザ名がpi
で、
パスワードはraspberry
です。
これでラズベリーパイのプロンプトが表示されますが、 このプロンプトはラズベリーパイ自身で使用するものと全く同じものです。
pi@raspberrypi ~ $
exit
を入力すると、PuTTYのウインドウを閉じることができます。
次にPuTTYを使うときには、設定画面の下半分にあるSaved Sessions
セクションを探してください。
これを使う場合には、左側のツリーからConnection
ページに切り替えて、
Seconds between keepalives
の値を30
に設定することを推奨します。
そしてツリーからSession
ページに戻り、Save
を押してください。
この設定を使うと、PuTTYウインドウをアクションなしでも長い時間開いておくことができ、
ラズベリーパイがタイムアウトして切断されることもなくなります。
PuTTYについてのさらなるドキュメントは putty docs を参照してください。
このページについて
このページはラズベリーパイ財団が権利を保有するRaspberry Pi Documentationを五十嵐システムズが日本語訳したものです。
Creative Commons Attribution 4.0 International Licenceのもとで公開されております。
原文はhttps://github.com/raspberrypi/documentationの成果によって作成されています。
なお、このページは2015年6月に翻訳しており、それ以後の更新内容は翻訳に反映していないため、内容が原文とは異なる場合があります。